着物コーディネート ”袷を着るのは暑い” 5月 初夏の陽気に着る着物は…

ゴールデンウィークはすでに初夏の陽気!という気候がここ数年続いているように思います。従来、5月は袷の着物を着ると言われています。が、25℃にもなるのに裏地がある袷の着物を着るなんて暑すぎます!正装の場所へ行く以外では、体感気温に合わせてその日に着る着物を選べばいいと思います。

ということで、5月1日、最高気温25℃、裏地のない単衣を着ています。
きものと舞う 着付けきものと舞う 着付け
単衣は裏地がなく着物地だけです。着物によってはとても涼しげに見える単衣もあります。まだ袷を着ると言われている時期に単衣を着ることに抵抗があるなら、”あまり涼しげに見えない単衣”を着てはいかがでしょう。

今日は紬の単衣を着ています。袷か単衣かは近づかないと分かりません。大島紬などもシャリっとした生地感や軽さが心地よくおすすめできます。

染めの着物なら色に気をつけてみては!白っぽく色の薄い単衣は透け感が出て”いかにも単衣です”という感じになるので、少し色目があり透ける感じが気にならないものにしてみてはいかがでしょう。

今回は帯や小物は袷のものを合わせていますが、八寸の名古屋帯でもいいと思います。

 

着るものは体感気温に合わせる!着物も同じでいいと思います〜

 
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miwako iai

大阪出身八尾市在住。デザイン事務所や広告代理店を経て、今は家業を手伝いながら好きな“きもの”もお仕事にしています。洋服も好きだから、きもの&洋服ライフを楽しむ日々。日本舞踊を15年お稽古したり、伝統芸能にも興味あり。日本の美しさを大切にしていきたいです。