着物の下に ”東スカート”を着ると、歩きやすい・立ち座りしやすい・自転車も乗れる。

着物を着ていると歩幅が狭くなる、しゃがむなど立ち座りがしづらくなる、どうすればいいですか?と生徒さんから質問をされます。
着付けの問題もあるのですが、着物の下に着るもので解決できることもあります!

東スカートを着る!

オススメは、「東(あずま)スカート」を着物の下に着ること!

裾がキュプラ素材で滑りがとてもいいので着物の中で足運びがとてもしやすくなり、大きな歩幅で歩いたり、しゃがんだり、正座から立ち上がるものすっと立ちやすくなります。

東スカート

市販の東スカート、裾はキュプラ素材、腰回りはさらし素材。メーカーによってさらし部分の長さが異なります。

その1
肌着として着ている裾除けを東スカートにする。

その2
二部式襦袢の下を東スカートにします。ちなみに東スカートの下はステテコをはいています。

(着物の下には襦袢を着ます。上下つながっているものは長襦袢、上下が分かれているものは二部式襦袢といいます。襦袢としては同じで、形が違うだけです。※市販の二部式襦袢の下は裾除けの形になっているのがほとんどだと思います。)

半襦袢と東スカート

襦袢の袖と裾の柄や色が違うことになりますが、着物の下に着るもので見せびらかすものではないので問題ないのです。私はいつもこのスタイルです。

もし、裾と袖の色や柄が揃わないことが気になる方は、オーダーで作ることも可能です。

二部式襦袢

オーダーで作った、東スカートの二部式襦袢。

東スカートって?

東スカート

裾の間に約40cmほどのマチがついていて、スカートのようになっています。足を開いたり自転車に乗っても肌が見えないようになっています。日本舞踊をする方がよく着用していますね。

東スカートの着付け方

東スカートはスカートになっているところが違うだけで、裾除けと同じように着付ければ大丈夫です。上前を右の腰骨に合わせます。巻き込みすぎると足が出しにくくなり、歩き辛くなる原因となるので気をつけましょう!

東スカート

腰回りの余ったさらし部分は、折りたたみ腰のくびれ補正にすることができます!

東スカート

東スカートを着ると、その着心地の良さにやめられなくなります!

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miwako iai

大阪出身八尾市在住。デザイン事務所や広告代理店を経て、今は家業を手伝いながら好きな“きもの”もお仕事にしています。洋服も好きだから、きもの&洋服ライフを楽しむ日々。日本舞踊を15年お稽古したり、伝統芸能にも興味あり。日本の美しさを大切にしていきたいです。